皆さんは、いちご100%をご存じですか?
週刊少年ジャンプで連載されていたラブコメ作品です。当時のジャンプのラブコメでは、連載期間が最長でわりと人気があったと思っている。その後、「ニセコイ」がその座をかっさらっていってしまったようだが、それでも私はニセコイよりも好きだ!
いちご100%
河下水希さん原作で、2002年より週刊少年ジャンプで連載が開始され、約3年間の長期連載されていた作品。コミックは全19巻出ており、文庫本が全10巻刊行されている。ちなみに累計発行部数は、約800万部!
王道のハーレム系ラブコメであり、少年誌あるあるの「いや、ないない!」って感じのドキドキ・ニヤニヤな展開が売り(?)である。ちょびっと思春期には刺激が強いシーンもあり、それが学生時代のみち。には刺さった。(笑)
そんな冗談はさておき、軽くあらすじを紹介しておこう。
あらすじ
中学3年の「真中淳平」は、放課後にお気に入りの屋上へと足を運び、扉を開けると突然上から少女が落ちてきた。 着地に失敗し倒れ込む少女のスカートから覗く「いちごパンツ」にうろたえるが、起き上がった少女に目を奪われた。
逃げるように走り去る少女。そこに1冊のノートが残されており、氏名欄には「東城綾」と記されていた。
とまぁ、こんな感じ。のっけからいいパンチで攻めてきます。(笑)
本当に「いやいや!ないない!」と大手を振ってしまいたくなる展開が持ち味の本作。感想を熱を込めて書いていきます。
感想
実際のところは、そんなしょうもない作品ではないです。
私は後半リアルに泣きました。胸をぎゅっと締め付けてくる。やはり少年誌らしさと甘酸っぱく切ないのがいち100の魅力だと思う。
ストーリーは、途中何をしているのかわからなくなってきますが、”青春”と一括りにしてしまえば問題ないかな?
映画を作りたい!がメインとなっていて、脚本をよろしく!ってのが大雑把な内容。そこで入り乱れるハーレム。(笑)
さらにヒロインの東城・西野・北大路はとにかく可愛い。みんな各々で真中に対してのアプローチの仕方が違ってもどかしい気持ちになる。感情移入が出来る方ならキュンとすること間違いないでしょう。あと1人年下の小娘がいた気がするけど、完全に空気になってましたね。(笑)
そして後半の畳み掛けは苦しくて仕方なかった。あの告白のシーンなんて何度見返したことか…。よく頑張ったよって。
その後はちと怖かったけど。それでも一途な想いって素敵ですよね。
とにかく私はコミック全巻買って、何度も読み返した作品です!読み返しすぎてボロボロです。
まとめ
見たことないならぜひ見てほしい!
週刊誌の長期連載なのでダラダラとしてしまうとこもありますが、読者の感情を集めるためには必要な過程かなと思うので我慢!
何度も言いますが、後半の切なさはかなりのものですので堪能してみてほしい。
以上、いちご100%。を読んでみて。でした。