皆さんは、久保さんは僕を許さないってご存じですか?
2021年8月時点で累計発行部数は約80万部を突破し、「次にくるマンガ大賞2020」にも入賞するほどの人気を誇っているラブコメディ。
いわゆる"からかい系"であるが、高校生たちのキュンとした学生生活をコミカルかつ繊細に描いている。そして何より久保さんが可愛い。これに尽きる。
では、少し紹介していこう。
久保さんは僕を許さない。

雪森寧々さん原作の青春ラブコメディ。週刊ヤングジャンプにて連載されており、2020年8月より少年ジャンプ+でも連載されている。
高校生を題材にした学園ものの青春ラブコメであり、最近人気の"からかい系"である。不穏なタイトルからは想像もできない柔らかいタッチのイラスト。これもまた魅力だろう。
でも正直、タイトルの"許さない"要素はどこにあるの?と思ってしまうんだが、読んでいるとそんなの忘れてしまうほど久保さんが可愛いのが許せない。←
それでは軽くあらすじと感想を。
あらすじ
高校1年生「白石純太」は何の変哲もない、どこにでもいる学生。しかし、他と違うことが1つあるのだが、それは恐ろしく"影が薄い"ということ。
クラスメイトや先生からも認識されないことがしばしばある可哀想な生徒なのだが、本人はモブキャラとして受け入れていた。
そんな中、誰一人まともに認識できないモブを唯一当然のように認識できる女子生徒がいた。その名も「久保渚咲」。なんとなく白石のことが気になっていて、常日頃からちょっかいを出している。
無意識の恋心が繋ぐ、モブキャラと久保さんのほんわか・ドキドキの青春模様。
感想
照れた久保さんが可愛すぎる。もうこればっかりは譲れない、いや許さない。
"○○絶対許さない"とどこかで聞いたことのあるフレーズだが、これはまさしくそれだ。愛のある擁護(用語)だと共感してほしい。
この作品は、お互いに恋愛に対して疎いのが憎いし、意地悪なからかい方でない辺りがいい。個人的にはからかいすぎるのはあまり好きではないので本当にちょうどいい。
そしてイラストが作風にバッチリだ。決して上手とは言えないのだが、四コマ漫画のような柔らかいイラストに、時々見せる大人っぽさや高校生の胸キュンな照れ具合は感服しました。
からかう側の久保さんがよく照れるんだけど…これが見たくて読んでるまである。いや、可愛い。ちょっと大人ぶろうとしてるけど、表情にすぐ出てしまうんですよね。もう本当に可愛い。
最新刊の5巻(2021年8月時点)ではこれでもかってくらい虚ろな目で赤面してくれてるからよかった。「はしたない」とか動悸が。二人三脚なんてモブが初めて輝いてたんじゃないか…カッコよくて…。でも、その席を譲れ…小僧。と思いました、はい。
まとめ
よくある作品ではあるんだけど、全体的に「ちょうどいい」作品だと思う。
とにかく早く付き合えなんて野暮な感情は排除してほしい。あのお互いに気付いてない?感情が堪らないから。
長くやるような作品ではない気もするが、それがまた手軽に読めてゆるいラブコメ好きにはおすすめだ。変な展開になることもないだろうし、この感じならアニメ化もされるだろう。
今後にも期待していきたい!
以上、久保さんは僕を許さない。を読んでみて。でした。