失格紋の最強賢者。を読んでみて。

 失格紋の最強賢者をご存じだろうか?

 数ある…ありすぎる異世界作品の中で"やり直し系転生もの"として確実な人気を誇る作品である。先に言っておくが、おもしろいしカッコいい!

 『異世界転生とかマジ乙』という方でも割と食える作品だろうし、読んで後悔はしないだろう。では、小説家になろうから出てきた累計400万部の大人気コンテンツを少し紹介していこう。

失格紋の最強賢者

失格紋の最強賢者
出典:rakuten.co.jp

 進行諸島さん原作のライトノベル。「小説家になろう」で連載されていた作品でその後、書籍化・コミカライズされた。上記したが、累計発行部数は400万部を超える大人気コンテンツ!

 アニメ化も決定しているという人気っぷりから意気揚々と公式へ飛び、キービジュアルを拝見したが「…誰コレ?」って思った。恐らくラノベの表紙寄りだったので、原作知らないとマジ別人すぎてワロタってなってしまう仕様だ。

あらすじ

 魔法戦闘において最強の賢者として名を馳せた「ガイアス」。そんな彼は、己の紋章は戦闘には不向きだと成長の限界を感じ転生をする。

 「マティアス=ヒルデスハイマー」それが彼の転生後の名である。

 とある準男爵家の三男として生まれ変わった彼は、6歳の誕生日に前世の記憶を取り戻す。望み通りの紋章を手に入れ喜んだが、何故か周りからは"失格紋"と呼ばれる。

 それもそのはず。彼が転生した世界は、魔法理論が恐ろしく衰退し、捻じ曲がった理論が広まる変わり果てた世界だった。

感想

 単純な異世界転生もの"なろう系"ではあるが、これがどうも世界観に引き込まれてしまう。何か特別な衝撃があるわけではないのだが、「あ、おもしろい」と感じてしまう。摩訶不思議。

 作画はとても綺麗で、それに見合ったマティアスのイケメンっぷりが素敵。ちょっと刺激のある描写も多いが、こと戦闘においての躍動感は中々。初回の方でワ―タイガーとか魔族倒すときの悪人面と動きが素敵。

 主人公が最強ってのはなろう系では当たり前で大別したらありきたりではあるが、失格紋は"世界の基準を低下させている"ってとこが上手い見せ方だと思う。マティアスが強いのか、世界が弱いのか疑問を抱かせる感じ。

 少し都合のいい展開はあるが、軽いボケや必須事項(?)のラブ要素もあり、読み応えは高いほうだろう。さらに主人公がバカスカ敵を倒すだけではなく、仲間も成長させていくっていうストーリー展開も好感が持てる。

 そして何より、パーティーメンバーが可愛い!マティアスの好み(?)には共感するが、どの子かなんて選べない!(みんな逃げて!)

 個人的には、イリス推し。可愛いし、ちょっとギャグ担当感も好印象。

まとめ

 アニメ化も決まり、ますます人気が出るであろう本作。まず一度は読むことをおすすめする。

 純粋におもしろいし、どこか少年漫画を彷彿とさせるような感じは男女問わずにウケがいいのではないだろうか。

 アニメの放送予定は未定だが、キャストと製作会社は決まっていたので紹介!

マティアス=ヒルデスハイマー:玉城仁菜

ルリィ=アーベントロート:鈴代紗弓

アルマ=レプシウス:白石晴香

イリス:井澤詩織

アニメーション制作:J.C.STAFF

 まさかの全員女性声優さんを起用!確かに大人じゃない少年少女だから悪くないですね!続報に期待!

 

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